人間は自然界の一部と心に刻みながら、海中のゴミを拾い続ける。
会社員でありながら、ダイバーとして環境活動団体を運営する、白井さんのチャレンジとは?
ESSが制作した、水と海を守るためのフリーペーパー『つづく』をきっかけに出合ったのが、伊豆の環境活動団体「MORE企画」の皆さまです。
ダイバーの資格を活かしながら取り組んでいるのは、伊豆の海を中心に水中清掃やゴミ箱の設置、不法投棄の回収など、海を守る活動の数々。
そこで本記事では、「教えて!あなたのきれいチャレンジ」と題して、MORE企画代表の白井様をご紹介します。
Profile MORE企画代表 白井 ゆみさん
静岡県伊東市在住。シドニーに留学中の高校時代に、ユニセフ募金活動、ゴミ拾いを経験。ダイビングを始める。
教育関連やキャリアカウンセラーとして働いたのち、3年前に故郷へUターン。仕事を続けながら、環境の美化活動のためにMORE企画を立ち上げる。
海のゴミはどこから来るの…?
調べて分かった、山の中の不法投棄。
大好きな海の近くで暮らしたいという想いから、3年前に故郷の伊東で生活を始めました。街中や海辺で見かけるゴミが気になり始め、個人でゴミ拾いをする傍ら、とある展示会で世界各地で撮りためてきた写真を「地球の未来を考えよう」というテーマで出展しました。そこで出会った「山と川の清掃ボランティア」の方に誘われて、不法投棄回収に参加することになったんです。
そこで目にしたのは、想像を超えるゴミの量と種類。錆付いた車の部品やカビの生えた布団、家電製品など… 。テレビやネットで情報としては知っていましたが、実際に自分の目で見て、匂いを嗅いで、五感で感じる不法投棄の現場は、悲しみに満ち溢れていました。
世界で100人。希少なPADIアンバサダーに認定。
陸のゴミは、いずれ川や風に運ばれて海にたどり着きます。海に流れ出てしまうと、全てを回収するのは不可能。だから、陸にあるうちに回収することが大切だということに気がつきました。
とはいえ、海のゴミを見て見ぬ振りはしたくない。そんな想いから、ダイビングの技術を生かして海に流れ出てしまったゴミの清掃活動もスタート。
清掃活動や情報発信がきっかけで、今年、世界最大のダイビングライセンス団体【PADI】から「PADIアンバサダー」に任命されました。これまでの活動を評価してもらえたことが励みになりますし、これからは想いを共にする仲間を増やしていきたいと思っています。
MORE企画のチャレンジ
活動に共感してくれたメンバー3人で立ち上げたのが「Mountain・Ocean・River・Earth」の頭文字を取ったMORE企画です。地元の伊豆を中心に、環境の現状を知ってもらうために学校で講演会を行ったり、地球にやさしいグッズを集めたイベントを開催したり、ゴミ箱の設置などを行っています。
中でも水中のゴミ清掃は、ダイバーである私たちでしかできないこと。持続的に活動していけるよう、NPO化を目指しています。
白井さんに聞きました!
Q「清掃活動やMORE企画を始めて良かったな、と感じるのはどんな時ですか?」
たくさんありますが、一番は周りの方に「意識の変化」を感じた瞬間ですね。
私たちの活動をきっかけに、より環境に良いものを選ぶようになっていただいたり、水中清掃をするためにダイビングのライセンスを取りたいと言ってくれる方がいたり。
相手に想いが伝わり、アクションにつながることがとても嬉しいです。
Q「ESSユーザーの方にメッセージをお願いします。」
パパウォッシュは肌のことだけでなく環境のことも考えてつくられている素敵な洗顔料だと思います。使い心地が好きで使っている、という方もいらっしゃると思いますが、無意識だとしても環境に配慮した化粧品を選んで使っているということはとても素晴らしいことです。
パパウォッシュをきっかけに、他の化粧品や日用品も少しずつ「人にも地球にもやさしいもの」に替えていけると、毎日をより心地よく過ごせるのではないでしょうか?
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■Youtube
https://www.youtube.com/@morekikaku
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酵素美容に欠かせない水を大切にし、海洋生分解性に優れた酵素洗顔USS by パパウォッシュバブルを販売している私たちESSと、美しい自然環境を守りたいと願うMORE企画の皆さんには共感する部分が多くありました。
これから先、活動を日本各地へ、そして海外まで広げたいと語っていた白井さんから、たくさんのパワーをいただきました!
ESSは、「つづく」をきっかけに出合ったご縁を大切に、MORE企画の皆さまの活動を応援してまいります。