私たちESSは、「酵素」の力を活かした美容方法を長年にわたり追求してきました。
酵素は水を加えることで活性し、その力を発揮します。私たちの身体の中にも数多くの酵素が存在していて、健やかな身体や肌を保っているのです。つまり「酵素美容法」には水が必要不可欠。
水と酵素はパートナーであると言えます。
大切な水環境を守りたい。そんな気持ちから、水と海を守るフリーペーパー『つづく』が誕生しました。
今回は、ESSユーザーで配布パートナー様でもある安藤様にインタビューを行い、
『つづく』の活用法や、退職後にライフワークとしている環境への興味関心を高める活動についてお話をお伺いしました。
ーーーまず、活動を始められたきっかけを教えてください
もともと、勤めていた会社を早期退職して、自分のやりたいことに時間を使いたい、という想いがありました。
私は何がしたいんだろう?と改めて考えていた時、近所の果樹園が担い手不足で伐採され、自然が失われていく光景を目の当たりにしてしまったんです。
そういえば、中学生の頃にサンゴの白化現象のニュースを見てショックだったなぁ、という記憶も蘇って。
「あれ?私って意外と自然環境に関心があるのかもしれない。」そんな風に思い始めて、環境について学んでみようと思ったのがきっかけです。
ーーーどんなことから始められたのですか?
退職後は主に図書館に通って情報収集をしていたのですが、環境問題の著書を紹介しているチラシが目に留まり、そのなかで一番手軽に読めそうな『プラスチック汚染とは何か』という本から読み始めました。
その後近くで『プラスチックの海』という映画を上映するというので観に行ったところ、なんと同級生が主催していたんです。
そこで私も環境問題に興味を持っていることを話して意気投合し、映画の上映会やエコマルシェなど、イベントのお手伝いをするようになりました。7-8人の規模ですが、毎月定例会を行い、次のイベントを考えたりアイデアを出しあったりしています。
プラスチック削減の取り組みのひとつとして、近くの学校で行っていたクリアファイルの回収活動をお手伝いしたこともあります。地元にクリアファイルを買い取って再利用してくれる企業があって、買い取ってもらったお金を東南アジアの学校のトイレ増設費用に充てる活動です。
ーーー『つづく』はどのような所で配っていただいたのでしょうか?
何ヶ所かで配りました。例えば昔の職場。
私自身、仕事をしているとなかなか自分の外の世界が見えなくなっているのを感じていたので、辞めた私が、そういった情報を少しでも提供できたらいいなと思って。
今は企業でも環境やSDGsについて学習する機会があるのですが、忙しい合間にさっと見て終わりといった感じで、普段の生活とは切り離されているというか、直結するイメージがないんです。
『つづく』をきっかけに、職員の方に、少しでも関心を持ってもらえればいいなと思っています。
他にも、昨年末に行ったエコマルシェでも活用させてもらいました。
座談会企画の際に『つづく』の10-11ページにあるプラスチックフリーチェックシートを参考に、皆さんに脱プラについて考えていただきました。
『つづく』のよいところは、今の現状と、では「どんなことができるのか」という工夫や提案までがコンパクトにまとまっているところだと思います。
ーーー活動を通じて感じていることや、これからの予定など教えてください
活動を始めてからたくさんの方にお会いして、理解していただくことの難しさは感じています。
興味を持っていない方に自分の言葉や行動を押しつけるのではなく、簡潔でいて、す〜っと腹落ちするような、そんな素敵な言葉がないものかと探している最中です。
1人の時はできることにも限りがありましたが、仲間と出会えたことで可能性が何倍にも広がったことがとても嬉しいです。
グループではこれまでに海洋プラスチックゴミやプラスチックフリーをテーマにした映画を上映してきましたが、今は「ゴミの減量化」について考えています。というのも、私の住む福島県はゴミの1人当たりの排出量が全国ワーストの常連なんです。
定例会で市の担当の方と交流をもったり、食品ロス削減クッキング教室を開催したり。色々なことにチャレンジしています。
イベントで得た気づきを深めて、大きな輪をひろげていきたいと思います。
ーーーありがとうございました。
終始生き生きとした表情で活動についてお話しくださり、楽しく打ち込まれている様子が伺えました。
グループに参加されてから活動の幅が広がったとのこと。
いつか『つづく』を通じて出会ったパートナーの皆さまと、水環境を守るアクションができたらいいなと考えています。
安藤様がイベントの座談会で参考にしてくださったというプラスチックフリーチェックシート。ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね。
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