私たちのミッションは、「1人でも多くの笑顔のために人と地球のきれいを創る。」こと。

その達成の第一歩として2020年にSDGsプロジェクトを立ち上げ、社員一人一人が取り組むべきことを見える化し、美しい地球環境を守りながら、化粧品会社としての「つくる責任」を果たすため、日々活動をしています。

実はESSは、“SDGs”という言葉が一般的になる前から、パートナー企業や団体の皆さまと共に様々な取り組みを行っています。

今回はそのうちのひとつをご紹介します。

社会福祉法人 済美会（せいびかい）

ESSとのおつきあいは大変長く、15年以上になります。

自分たちができることで社会へ貢献する

済美職業実習所は、1960年に開設された日本初の通所型職業実習所。

ESSが杉並区に本社を構えていた頃、地域のために何か貢献できないかと考えていたときに、同じ杉並区を中心にお仕事をされている済美会さんと出会ったことがはじまりです。

済美職業実習所では約60名の障がいをもつ方々が、自分たちにできることで社会貢献をしています。

ESSも、一人一人が「自分で想して、自分でやってみる」のチャレンジ精神を持ちながら、お客様や社会に貢献することを心掛けているため、その社会貢献の姿勢に共感し、本社が移転した現在も引き続きお付き合いが続いています。

今回、特別に実際にお仕事をされているところを見学させていただきました。

実習所では、様々な企業からダイレクトメールの封入やサンプリング、商品詰めといった多様な仕事を請け負っているそうです。

ESSでも色々なお仕事をお願いするのですが、実習所を訪れた時はパパウォッシュのサンプルやプレゼント品の封入を5名の方が担当してくださっていました。

見学の途中、パパウォッシュのサンプルが印刷された紙を発見！

こちらはパパウォッシュの数が印刷された紙の上にサンプルを置き、数を確認してから封入するための工夫とのこと。

視覚的に何個封入するかを認識することで、間違い防止にも繋がっているそうです。

ほかにも同封するリーフを事前に枚数を取りまとめておくことで、封入ミスがないかを気づきやすくするなど、作業の内容によって様々な工夫をされているそうです。

※サンプルを封筒につめて丁寧に封をしていきます。

※パパウォッシュの他にプレゼント品の袋詰めもしています！

これらの工夫の数々は“これがベストな方法”とは決めずに、みんなで意見を出し合いながら、より良い方法を探してブラッシュアップしているそう。日々進化し続けようとする姿勢が、信頼と安心につながっているのだと感じました。

短い見学時間ではありましたしたが、いつも大変気持ちよく信頼をもってお仕事をお願いできるのも、その意識がしっかりと根付いているからこそなのだと実感することができた、とても有意義な時間でした。

最後に今回お話しをお伺いした職員の方からのメッセージです。

 「皆さん、得意な分野と苦手な分野はありますが、『実習所は仕事をする場所』という自覚をもって通われています。自分が頑張った分、評価してくれているということを楽しみにしています。私たち職員は、今後も利用者さんのサポートできるよう頑張っていきたいと考えています」

いかがでしたか？

これからも、人と地球のきれいを叶える活動を実践しいている企業や団体のみな様との取り組みをご紹介していく予定です。

ご覧いただいたみなさまのSDGsを考えるきっかけとなれば嬉しく思います。

＜今回ご訪問した団体様＞

◆社会福祉法人 済美会

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