こんにちは。SDGsチームのKです。
12月に入った途端に冬の足音が近く感じられるようになりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回はわが町「江東区深川」で行われていた地域の取り組みについてご紹介します。
■「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」
毎年開催されているこの芸術祭の主催は、深川とアートを愛する地域住民。
「共に生きる」のテーマのもと、何らかの障がいを持つ方々から生み出された作品が江戸からの風情と情緒を残す下町の街じゅうに展示されます。
アートに造詣が深いスタッフYは、私たちESSが昨年の10月に江東区富岡の地に越してきたばかりの頃
駅から会社までの道に点々と飾られている作品があることに気づき、この芸術祭を知ったそうです。
今年初めてその存在を知った私はチームメンバーと一緒に、会期中いくつかの会場にお邪魔しました。
・お店一軒一軒と作品のコラボ
・作品と鮮やかさを競っているお花を発見
・深川不動堂の入口にも作品が並びます
・富岡八幡宮の境内には絵馬の作品も
どの作品も個性があふれていて、その独特な色彩には圧倒されるパワーがありました。
どうしたらこんな素敵なセンスが生まれてくるのでしょうか。
アートの力は人々を引き寄せ、立ち止まった人たちの「対話」を生みだします。曇りなき眼で「美しい」を感じとり、正当な価値と魅力が知られることは、障がいのある方々の個性や才能を活かすことができる社会へとつながります。誰もがそれぞれを認め合い、支え合う「共に生きる」社会が、ここから実現するのです。
(※アートパラ深川おしゃべりな芸術祭の憲章より抜粋)
1点1点見入っていたら、あっという間に日が暮れていて驚きました。
屋外に展示されている作品はお天気やお日様の傾き具合で表情も変わる気がしたので、次の機会はぜひ早起きをして、たっぷり時間をかけて巡りたいと思います!
また、作品を巡りながらボランティアの方に少しお話しをお伺いすることができたのですが、とてもこのイベントを大切にされている気持ちが伝わってきて、
たくさんの方に愛されているイベントであることを実感しました。
街中に点在するエネルギーに満ちたアートは必見です!お近くの方はぜひ来年訪れてみてください。
■あなたの町でも見られるかも?障がい者アートのイベントをご紹介
「深川だけでなく他の地域でもこのような取り組みをしているのかな?」
と気になり、調べてみました。
◆障がい者芸術の世界 こころのアート展
第11回こころのアート展2022
開催地:兵庫県 神戸市
展示期間:2022年12月15日(木)~2023年1月15日(日)
◆足立区障がい者週間記念事業「障がい者アート展」
開催地:東京都足立区
展示期間:2002年12月2日(金)~12月8日(木)
※デジタルアートは通年
https://www.city.adachi.tokyo.jp/shogai-c/fukushi-kenko/r4kinenart.html
◆天才アートKYOTO – NPO法人 障碍者芸術推進研究機構
展示は現在なし。
下記よりアーカイブをご覧いただけます。
http://tensai-art.kyoto/activity/archive_of_works/
◆第13回埼玉県障害者アートフェスティバル
開催地:埼玉県
展示期間:2022年12月(下記よりご確認ください)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0604/festival/images/r04syougaisyaartfestival.html
※オンライン美術館
https://www.pref.saitama.lg.jp/shogaishaart/index.html
いかがでしょうか。
お近くのイベントはありましたか?
オンラインで作品をご覧いただけるイベントもありますので、
お時間のある時に覗いてみるのもオススメです。
新たな発見や心動かされる出会いがあるかもしれません。