こんにちは、SDGsチームのTです。
突然ですが、皆様は『竹害(ちくがい)』という言葉を聞いたことはありますか?
すっと真っすぐに伸びた姿や青々とした緑の美しい竹林。日本の風景のひとつとしてなじみが深く、お住まいの近くにあるという方も多いのではないでしょうか。
■竹がもたらす問題とは?
日本の竹林のほとんどは自然林ではなく人によってつくられたものであると言われていますが、近年、管理の行き届かない荒れた放置竹林が増え、それによってもたらされる『竹害』が問題となっています。
繁殖力が強く成長の早い竹は、森などに入り込んだ場合、他の樹木の成長を妨げて元の生態系のバランスを崩してしまうことがあります。
また、樹木に比べると竹は根を浅く張るため、山の保水力が弱まり、大雨によって斜面の竹林が土砂災害を引き起こすリスクが高まっていると言われます。
■特長を活かしたさまざまな竹の活用法
竹林管理のため伐採された竹は、これまで廃棄されるのが通常でしたが、昨今の環境問題への関心の高まりから、新たなエコ素材として注目が集まっています。
というのも、竹には消臭効果や抗菌効果があり、耐久性や強度に優れているという特長があるからなんです。しかも、成長の過程でたくさんの二酸化炭素を吸収してくれます。
日用品や家具、建材などのほか、竹の繊維を使った布製品や、紙の素材として再利用されるなど、活用の例はさまざま。
特に、ストローやカトラリー、歯ブラシなどのアメニティなど、これまでプラスチック製が当たり前だったものに竹を使用した製品は、“脱プラスチック”にも大いに貢献しそうです。
■イー・エス・エスでもエコ素材として積極的に取り入れています
竹についていろいろご紹介してきましたが、『そうは言ってもザルやカゴ以外の竹製品にはなじみがない』『使い勝手は良いの?』という声もあるかもしれません。
イー・エス・エスでは、定期お届けサービスのご利用に感謝の気持ちを込めた年末プレゼント企画の一つとして、竹の繊維を練り込んだ「竹カトラリーセット」をご用意しました。
スプーン・フォーク・箸がセットになった付け替え式で、とてもコンパクト。ケース入りなので、お弁当や外食時にも活躍してくれそうです。
日々の暮らしの中に、環境に良いことを取り入れる選択のひとつとしてお選びいただくのはいかがでしょうか。
ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
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