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毎日暑い日が続いていますね。

8月1日、水の日からの7日間は水の大切さについての理解を深める「水の週間」

ここ数年はポケモンのキャラクター“シャワーズ”も応援大使として盛り上げているそうです。

 

さて、先日限られた資源である水を守るために私たちができることとして「節水」について触れましたが、もうひとつ「汚さない」ということも大切です。

 

環境省によると、生活排水汚れの40%は台所から出るものが占めるそうです。

 

 

水の汚れの状態を測る「BOD値」って?

 

みなさんは「BOD」という指数をご存知でしょうか?

これは水の汚れの状態を測る指数です。

 

水の中にある汚れ(有機物)を微生物が分解するために必要な酸素の量のことで、分解するものが多ければ酸素も多く必要であるため、数値が高い=汚れている。ということになります。

 

 

コイやフナなどの魚が棲める水質はBOD 5㎎/ℓ以下とされています。

台所から出る主な生活排水のBODと、きれいな水に戻すために必要な水の量を種類別にまとめたものがこちら。

 

※画像クリックで拡大

 

使用済みの油が与える影響が大きいことは何となく想像がつきますが、牛乳やビールなど、意識せずに流してしまいそうなものもBOD値が高いことが分かりますね。

 

 

水を汚さないために、今日からすぐにできることをご紹介します

 

コロナ禍で外食をする機会が減り、台所の使用頻度が増えている今、台所から流れる排水を意識することが水環境を守ることに繋がります。

 

そこで、こんな工夫をしてみませんか?

 

●食べ残し・飲み残しをしないように心掛ける。

 

●排水溝には目の細かな水切りネットなどを利用する。

 

●米のとぎ汁は植物の栄養になるので、積極的に与えて流す量を減らす。もしくは、流す前に汚れた食器のつけ置きに活用する。

 

●油汚れのついた食器や調理器具は、古布やペーパーでふき取ってから洗う。

 

●揚げ物をした後の油などは凝固剤や片栗粉で固めるか、牛乳パックに入れた古新聞などに吸わせて、可燃ごみとして捨てる。

 

●洗剤は使用量を増やしても効果は変わらないため適量を心掛ける。また、重曹やクエン酸など天然のものをあわせて使うことで使用量を減らす。

 

いかがですか?

小さなことでも習慣にして積み重ねていくことで、きれいな水を守っていきたいものです。

 

 

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