パパウォッシュのイー・エス・エス、須釜です。
以前よりブログでも取り上げていましたパパウォッシュ詰め替えパウチの形状について、進捗情報をキャッチしました!
本日は担当者へのインタビューをご紹介します♪
こんにちは!佐藤です。
いつもパパウォッシュをご愛用いただき、ありがとうございます。
おかげさまでリピートされるお客様が多い商品のため、詰め替えをご注文いただくことが多いのですが、ボトルからパウチタイプにリニューアル後は、「ゴミが小さくなってよかった!」、「コンパクトで保管しやすい。」とのお声をいただいています。
一方で、「容器の肩の部分にパウダーがたまってしまう。」というお声も・・・。
パパウォッシュはイー・エス・エスの看板商品、少しでも不便があってはならない!と担当スタッフHが改良に向け奮闘していますので、ぜひ皆様にもご紹介したいと思います。
改良に向けてのスタートは、さかのぼること1年半前。
日々届くご意見君ハガキやお電話などによるご要望がきっかけでした。
ご意見君ハガキではイラスト入りでお書きいただくことが多く、その気持ちに何とかお応えしたい!と試行錯誤を続けてきました。
改良スタート時の様子を教えてください。
H: 容器メーカーのご協力の下、まずはご提案の多かった肩をなだらかにすることにチャレンジしました。
ところが、肩の部分を斜めにシールするには容器の口もとが機械の邪魔をしてしまい、泣く泣く断念・・・。
今のものの改良ではダメだと分かり、一から見直すことにしました。
まず肩をなだらかにするには、容器の口もとをなくすことが大前提です。
さらに、詰め替えやすく、粉残りがない、といういくつかの条件をクリアする材質、形状を検討しました。
そして最初にトライしたのがこちら。
口もとがなくなって肩が丸くなりましたね。ワインビンみたいです。
H: そうなんです、このワインビン形状であれば、肩にパウダーが残ることもないし、詰め替えも問題なくできると思いました。
ところが詰め替えをしてみたところ、首の部分に思いのほかパウダーが詰まってしまい、スムーズにいきませんでした。
また詰め替え終えたパウチを開いてみたところ、粉残りも気になってしまって…。
顆粒状の洗顔料であればもっとスムーズにいくのですが、パパウォッシュは超微粒子なうえしっとりとしているので、一筋縄ではいきませんでした。
これは再度形状から見直さなければなりませんが、正直どうしてよいのか悩みました。
そのような中救いとなったのが、資材メーカー様から粉スベリを良くする材質があるとご提案いただいたことです。
静防タイプ、いわゆる静電気防止剤が配合されたもので、粉残りがほぼなくなるとのことでした。
ひとまず形状は保留のまま静防タイプで実験したところ、これが大正解!
超微粒子のパパウォッシュも残らず容器に詰め替えることができたのです。
なるほど、確かにパウダーは静電気で容器につきやすいですよね。これだけたくさんの試作を見ると、ひとつ改善するだけでも苦労の様子が伺えます(∀・;)
H: 保留としていた形状も、より詰め替えやすい工夫をするなど試作を重ね、ようやく来年には容器リニューアルが実現できそうです。
完成に近い次の試作品は2月の終わり頃になるかな・・・?
では他の改良点など、詳しくはまたその頃聞かせてください!というわけで、次回は試作の模様をお伝えしたいと思います。
どうぞお楽しみに☆
以上、佐藤でした。