先日の記事でロスフラワー®を使ったキャンドルづくりのイベントの様子をご紹介しましたが、こちらではイベントでお伺いしたロスフラワー®についてのお話しやご来場いただいた方の感想をご紹介します。
◆イベントの様子はこちらから
今回講師をしていただいたのは、フラワーサイクリスト®としてロスフラワー®を使ったキャンドルを制作されている【ORU】の黒崎 馨さん。
ロスフラワー®を救う活動を始めたきっかけや、花に触れるメリットをお聞きしました。
――フラワーサイクリスト®になったきっかけは何ですか?
黒崎:学生時代から園芸に興味があり、花屋で働いていたのですが、規格外などで廃棄されてしまう花を目の当たりにして、この花を救う方法がないものかと考える時間が増えたことがきっかけです。
——ロスフラワー®のことを教えてください
きれいなのにまだ捨ててしまう、廃棄予定になってしまったお花のことを私達フラワーサイクリスト®は「ロスフラワー®」と呼んでいます。
どのようなところでロスが生まれるかというと、例えば生産者さん・農家さんですね。まず市場に行く前に既定の大きさだったりかたちじゃないと捨てられてしまうお花があります。
あとは市場やお店で売れ残ってしまって廃棄になってしまったりだとか。
そしてイベントですね。結婚式やイベントなどで一日で終わってしまうものもありますので。
コロナ禍へと突入した2020年頃、対面でのイベントを開催することができなくなったことから、花の需要が一気に減りロスフラワー®は社会問題になりました。
通常の生活が戻りつつある今ですが、ロスフラワー®の問題はまだ続いています。
私達フラワーサイクリストはそういったものをまた新たな美しさをもって活用していく活動をしています。
——今日のイベントで使ったお花もロスフラワー®なんですよね
はい。今日はクリスマスキャンドルということでメインはクリスマスカラーのバラとヒムロスギをチョイスしました。それに加えてビュッフェスタイルで好きなお花を選んでいただけるよう色々な種類の花や果物をご用意しました。この果物もロス果実なんですよ。
——私達ESSの温活導入美容液ヒートブースターも廃棄予定のダイダイを使用しています。
アイディア次第で様々な活用方法がありますね。
最後に花に触れることのメリットも教えていただけますか?
最近では「フラワーセラピー」という言葉も登場していますが、花やハーブに接すると、五感を通じて脳が活性化したり、リラックスできる効果が期待できます。
たとえばお肌にビタミンなどの栄養が必要なら、お花は心に必要なビタミンだと思いますし、生活に花を取り入れる方が増えるだけでも、ロスフラワー®を救うことにつながりますので、ぜひ多くの方に日常的に草花に触れていただきたいと思います。
ご参加いただいた方の感想
「いい香りが残っていて、廃棄されるのはもったいなく感じました。」(H・K様)
「お花だけでは無く、賞味期限が記載されている為に廃棄される食べ物とか、色々どうにかならないものか??と思っております。今回のキャンドルで、こんなにも素敵に活用されたロスフラワー®は幸せですね♡♡」(K・I様)
ESSでは、SDGsに関する情報を発信するだけではなく、自ら体験することで理解を深める活動を大切にしています。
これからもミッションである「人と地球のきれい」を実現するための一歩として、様々なイベントを開催してまいります。
講師やスタッフが制作したキャンドルを抽選でプレゼント
当イベントの講師【ORU】黒崎さん監修のオリジナルキャンドルを、抽選で5名様にプレゼントいたします!
※応募締め切りは1月8日(月・祝)
◆イベントの様子やプレゼントのお申し込みはこちらから
◆【ORU】黒崎 馨さんのInstagramもぜひのぞいてみてください♪